ピロリ菌に感染するとどうなるの?症状まとめ。

ピロリ菌

ピロリ菌に感染するとどうなるの?症状まとめ。

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胃がんの原因となると言われているピロリ菌ですが、ピロリ菌に感染した場合どのような症状があらわれるのでしょうか。またどのような症状があらわれたら、ピロリ菌感染を疑えばよいのでしょうか。ピロリ菌感染時の症状についてまとめます。

ピロリ菌に感染していても気がつかないのか

胃もたれや吐き気、空腹時の痛みなど胃の不快感を加齢現象で起こるただの胃炎だろうと自分で判断してしまう人も多くいると思いますが、もしかするとピロリ菌が原因かもしれません。胃潰瘍や十二指腸潰瘍にかかった事がある方や、胃の不調がよく起こる方などはピロリ菌の検査をおすすめします。また、50歳以上の方は感染率が高いと言われているため、50歳以上の方も注意が必要です。ピロリ菌に感染していると胃の不調など症状があらわれる事もありますが、感染していても無症状で、感染に気がつかない事もあるため、心配な方は症状に関わらず一度検査をする事をおすすめします。

ピロリ菌に感染した時の症状は

ピロリ菌に感染すると、ピロリ菌が作り出す酵素であるウレアーゼと胃の中の尿素が反応し発生するアンモニアなどにより胃粘膜に炎症が起こったりします。その結果、胃もたれや食後の腹痛、空腹時の胃痛や食欲不振、胸やけや吐き気などの症状を感じると言われています。また、時には吐血や下血などがみられる場合もあります。胃炎が胃潰瘍や十二指腸潰瘍に進行すると、上腹部痛を感じ、十二指腸潰瘍では背中の痛みを伴う事もあります。また胃がんの場合は、上腹部痛や上腹部の不快感、腹部膨満感やゲップ、胸やけの症状の他に進行すると体重の減少や貧血、食べ物のつかえ感が出る事もあると言われています。

まとめ

胃もたれや吐き気など、胃に関する不調はめずらしい症状ではないため、軽い胃炎だろうと自分で判断してしまう事も多くあると思いますが、症状が長く続く場合などはピロリ菌感染を疑っても良いでしょう。また、ピロリ菌によって胃がんが発症している事もあるため早めに医師への相談をしましょう。
~ ピロリ菌感染が疑われる時の症状のまとめ ~
食後の腹痛、空腹時の胃痛、食欲不振、胃もたれ、胸やけ、吐き気、吐血、下血など

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