胃潰瘍の原因はピロリ菌??

ピロリ菌

胃潰瘍の原因はピロリ菌??

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一昔前までは、胃潰瘍はストレスや暴飲暴食が原因だと考えられていましたが、20世紀後半にピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)の感染が胃潰瘍とも深い関係があることが判明しました。胃潰瘍の原因とピロリ菌の関係についてまとめます。

胃潰瘍の症状

胃潰瘍の主な症状は、空腹時にみぞおち付近が痛んだり、胸やけやゲップなどの胃酸過多症状です。みぞおちの痛み方には個人差があって、潰瘍が大きくなっているにもかかわらず痛みを感じないいう場合もあるため注意が必要です。その他に貧血や黒い便も胃潰瘍の症状のひとつだと言われており、その場合すでに胃から出血があり、かなり症状が進んでいる状態です。

胃潰瘍の原因

一昔前までは胃潰瘍の原因はストレスや暴飲暴食だと考えられていましたが、現在はピロリ菌感染によって胃粘膜が弱り、自分の胃酸で胃壁が傷ついてしまうことなどによって潰瘍ができるという事がわかっています。また、ピロリ菌以外にも解熱鎮痛薬の副作用で胃粘膜に異常が起こり、胃酸が胃壁をあらすことによって潰瘍ができてしまう「NSAIDs潰瘍」も問題になっています。解熱鎮痛薬はドラッグストアなどでも簡単に購入できるため、軽い頭痛や生理痛時に服用しがちですが胃潰瘍のリスクがあるという事を忘れてはなりません。

まとめ

胃潰瘍はストレスや暴飲暴食が原因と考えられていましたが、最近ではピロリ菌感染と胃潰瘍は深い関係があるという事がわかっています。また間違った解熱鎮痛薬の飲み方で潰瘍ができてしまう事もあるため、解熱鎮痛薬を使用する際は、正しく服用する必要があります。これらが胃潰瘍の主な原因と言われるようになりましたが、ストレスや暴飲暴はは胃粘膜を刺激したり、胃に負担がかかるため、胃粘膜を弱らせたり胃潰瘍の進行を促進します。普段から暴飲暴食を控え、自分なりのストレス解消法を見つけておく事も必要です。

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