ピロリ菌除菌の薬について詳しく知りたい!

ピロリ菌

ピロリ菌除菌の薬について詳しく知りたい!

medicineピロリ菌に感染していた事が判明した場合、ピロリ菌の除菌治療を行います。ピロリ菌の除菌治療にはどのような薬剤が使用されるのでしょうか。またその費用はどれぐらいなのでしょうか。ピロリ菌除菌薬についてまとめます。

ピロリ菌除菌薬の種類

ピロリ菌に感染していた場合、胃酸を抑える薬と抗菌薬を服用する一次除菌療法が行われます。一次除菌を失敗した場合、一次除菌の時と同じ胃酸を抑える薬と、一次除菌とは異なる抗菌薬を服用します。胃酸を抑える薬剤はPPI(プロトンポンプ阻害薬)と呼ばれる種類の薬剤になります。ピロリ菌除菌にPPIを使用する理由は潰瘍を治療する他に、強い酸である胃酸は抗生物質の殺菌力をも抑えてしまうため、PPIによって胃の中のphを上げて抗生物質の殺菌力を増大させるためです。

何ていう薬が処方される?その費用は?

ピロリ菌の除菌に使われる薬剤は様々なメーカーのものがありますが、薬剤の作用と効果でいくつか紹介すると、胃酸の分泌を抑え抗生物質の殺菌力を増大させるも薬剤の具体例は、ランソプラゾール、ラベプラゾールナトリウム、オメプラゾール、エソメプラゾール、パリエット、タケキャブ、タケプロンなどがあります。細菌の発育を抑えるものとしてはアモキシシリン水和物やアモキシシリン、パセトシンなどがあります。また、ピロリ菌に対する抗菌作用を高めるものとしてクラリスロマイシンやメトロニダゾール、マクロライド、アジスロマイシン、ルリッド150㎎などがあります。これらを組み合わせて処方されていましたが、最近では3種類の薬をまとめたパック製剤が一般的だと言われています。パック製剤にはラベキュアパック400やランサップ400などがあり、費用は金額は病院や処方される薬剤によって異なりますが、3割負担の健康保険で約5,000~6,000円で検査除菌できます。

まとめ

ピロリ菌除菌に使われる薬は胃酸を抑える薬と、抗菌薬2種類が処方されます。飲み忘れや飲み間違いを防ぐために最近では3種類の薬をまとめたパック製剤が一般的で、金額は病院や処方される薬によって異なりますが、3割負担の健康保険の場合、検査除菌に5,000円~6,000円の費用がかかります。

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