CMでもお馴染の新ビオフェルミンSですが、ピロリ菌対策に効果はあるのでしょうか。また新ビオフェルミンSは指定医薬部外品とされていますが、指定医薬部外品とはいったい何なのでしょうか。新ビオフェルミンSについてまとめます。
指定医薬部外品とは
薬事法で、体に対する作用がおだやかで機械器具等でないものを医薬部外品としていますが、医薬部外品は法改正によって医薬部外品、指定医薬部外品、防除用医薬部外品の3つに分けられました。指定医薬部外品とは厚生労働大臣が指定するもので、のど清涼剤や健胃清涼剤、ビタミン剤やカルシウム剤などが含まれています。
新ビオフェルミンSとは
新ビオフェルミンSとは日本で乳酸菌についてまでよく知られていなかった頃から乳酸菌の研究を始めたビオフェルミン製薬の指定医薬部外品です。粒タイプのものと細粒タイプのものがあり、細粒タイプは赤ちゃんから高齢の方まで飲む事ができるとされています。新ビオフェルミンSは3種の乳酸菌が配合され、加齢や食生活、ストレスなどで乱れやすい腸内環境の改善に役立つと言れています。
新ビオフェルミンSはピロリ菌に効果はあるの?
ビオフェルミン製薬から、新ビオフェルミんSがピロリ菌に効果的だとの発表はありません。新ビオフェルミンSは日頃からの整腸や、加齢とともに腸内の乳酸菌が減少している方などにおすすめとなっています。ビフィズス菌は高い殺菌力があると言われており、新ビオフェルミンSにはビフィズス菌末が配合されているため、効果は期待できるかもしれませんが、ピロリ菌に感染していて除菌治療が必要と診断されている場合、医師の指示に従う事をおすすめします。
まとめ
ビオフェルミン製薬の新ビオフェルミンSはピロリ菌除菌対策に効果があると、はっきり言い切る事はでませんが、高い殺菌力があると言われているビフィズス菌の配合もあるため、効果が全くないとも言いきれません。ビオフェルミン製薬では、日頃からの整腸や加齢にる乳酸菌の減少が心配などの方におすすめしています。