ピロリ菌除菌中にアルコール摂取はNG??

ピロリ菌

ピロリ菌除菌中にアルコール摂取はNG??

アルコール

ピロリ菌に感染していた場合、除菌治療を受ける必要がありますが、除菌治療とはどんな治療なのでしょうか? また除菌治療中にアルコール摂取はダメなのでしょうか? 除菌治療において気をつけなければならないこととは? ピロリ菌の除菌治療と飲酒についてまとめます。

ピロリ菌の除菌治療の成功率と失敗の原因

ピロリ菌に感染していた場合、除菌治療を受ける事になります。除菌治療では胃酸の分泌を抑える薬剤と2種類の抗生物質による「3剤除菌療法」という方法が行われます。これらの処方された薬剤を7日間にわたって朝、夕の一日2回服用します。一次療法で除菌が失敗した場合、二次療法で除菌を行います。成功率は一次療法では約75~80%、二次療法では約90~95%と言われていますが、処方された薬剤を飲み忘れたり、アルコール摂取や喫煙などにより失敗する場合があります。薬剤の飲み忘れは菌が治療薬に対し耐性を持つ事があり、その結果薬剤が効かないため除菌に失敗します。

喫煙やアルコールでの失敗

飲酒は胃酸の分泌が多くなるため、抗生剤の効果が下がってしまい、除菌が不完全となり失敗につながる事があります。同様に喫煙も胃酸の分泌を促進させる働きがあるため、除菌治療中は喫煙もおすすめできません。二次除菌の時は飲酒を避けるように指導されますが、一次除菌では指導が無かったという方もいます。しかし一次除菌の時から飲酒は控えた方が、除菌治療をスムーズに行うことができため、除菌治療中はアルコールの摂取を控えるようにしましょう。

まとめ

ピロリ菌感染が確認された場合、薬剤よる除菌治療が行われますが、除菌治療中のアルコール摂取は控える事をおすすめします。飲酒は胃酸の分泌が多くなるため抗生剤の効果が下がり、除菌が不完全になります。また喫煙も同様です。除菌は一次除菌で失敗した場合二次除菌が行われますが、スムーズな治療を行うにはアルコールは控えた方が無難です。

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