【質問】ピロリ菌除菌中の喫煙はダメですか??

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【質問】ピロリ菌除菌中の喫煙はダメですか??

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ピロリ菌の除菌治療を行うにあたり、愛煙家の方は禁煙をしなくてはならないのか気になるところでしょう。除菌治療中に喫煙をするとどうなるのでしょうか。ピロリ菌の除菌治療と喫煙の関係についてまとめます。

除菌治療は何回できる?

ピロリ菌の除菌治療は一次除菌で約70%の成功率だと言われています。一次除菌で除菌失敗となった場合、二次除菌が行われ、成功率は約90%までに上がります。しかしデータからいくと10%の方が除菌に失敗していることになります。失敗した場合は三次除菌を行う事は可能ですが、保険適用外(自由診療)なので費用面の負担が大きくなります。

喫煙は除菌治療失敗の原因となる?

 

ピロリ菌の除菌治療を成功させるには、処方された薬剤を正しく服用する事の他にアルコールを控えるなどがあります。喫煙については医師によって「禁煙」を言わない場合もあるようですが原則的にはピロリ菌除菌中の喫煙はおすすめできません。喫煙は胃に負担を与えてしまい、除菌治療の成功率を下げるというデータが報告されています。喫煙がピロリ菌の除菌治療を失敗させてしまうということにはならないという説もありますが、成功率を下げているのは確かです。一次治療で確実に除菌治療を成功させたいと思う方は、禁煙をおすすめします。

除菌治療が禁煙の機会に?

禁煙を試みた事はあるけれど、失敗に終わってしまった経験があるという愛煙家は少なくないはずです。禁煙をするとニコチンの欠乏によるイライラや不眠の他、便秘の症状になったり咳が増えたりなど個人差はありますが様々な症状があらわれると言われています。ピロリ菌の除菌中は便秘になりにくいという事実があると言われています。また抗生剤のおかげで咳がおさえられる場合があるとも言われているため、禁煙中の身体的な症状が緩和されるため、禁煙が成功する確率が高くなるという説もあります。

まとめ

医師によっては除菌中の喫煙については特に指示がなかったという方もいますが、喫煙は胃に負担をかけるためピロリ菌の除菌中にはおすすめできません。喫煙が除菌治療の成功率を下げているというデータの報告もあるため、愛煙家の方は辛いかもしれませんが禁煙する事をおすすめします

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